その土地に、家を建てようとすれば、総額はいくらかかるのか?
実は、皆さんが考えてもみなかったところに思わぬ費用がかかることが非常に多いのです。
土地を買ったはいいわ、いざ家を建てる段になって、「地盤補強はかかる」「よう壁を作らなアカン」…、
土地を買った後に、そんな恐ろしい現実に直面しても、もう取り返しがつきません。
土地を買う前に、必ず不動産屋さんか、住宅屋さんにお願いして、総額をしっかり確認・想定しておきましょう。
では、ここで、代表的な土地購入の失敗談を紹介しましょう。
Bさんの失敗
『そんなことで、お金がかかるなんて、聞いてないよ〜・・・』
Bさんは、事前にしっかり資金計画を固めて、土地と建物の総予算を弾き出されていました。
そして、ようやく気に入った土地が見つかりました。
土地と建物の予算配分を考えると、少し予算オーバーになりそうな土地価格ではあったがのですが、「土地が少し高い分、家の方を少し我慢すればいいや」と、その土地を購入。
そして、ハウスメーカーの住宅展示場へ行き、土地を診てもらって、設計をしてもらうことに。
どんな設計をしてくれるのだろう? とワクワクしながら待っているところへ、ハウスメーカーの営業マン。
Bさん「良いプランは、できましたか?」
営業マン「それが、設計をする前に、費用に関することでご相談したいことが・・・・」
Bさん「・・・・・?」
実は、Bさんが買った土地は、道路から4m以上高低差のある土地だったのですが、現存しているヨウ壁(土砂が崩れないように横から支える壁)の安全性に問題があるということだったのです。
営業マンが言った『費用面に関する相談』とは、現存のヨウ壁が危険なので、新しい鉄筋コンクリートのヨウ壁にヤリ代えなければならない。ということだったのです。 なんと、その額、およそ500万円!
Bさんにとっては、寝耳に水です。
「不動産屋さんは、そんなことは一言も云ってなかった!」と抵抗してみましたが、営業マンは良くある話だと言います。
営業マンの話によると、今回の件は不動産屋さんの守備範囲外。つまり多くの不動産屋さんは「家を建てるときに、よう壁が必要かどうかは考えずに、法的に可能な間取りを作るのがせいぜい」だと。
と、これって決してレアケースではなく、本当によくある話なのです。
よう壁以外にも、土地によっては「思いもよらない費用がかかるケースは、はいくらでもあります。
そして、残念ならが、住宅屋さんでもいい加減な業者なら、上記のようなケースでも平気で安全性を無視して、ヨウ壁は触らずにそのまま家を建ててしまうこともあります。くれぐれも信頼のおける住宅屋さんを見つけること。


