家の寿命の話-2

日本は湿度が高い。だから家が長持ちしない?

湿度のせい?

前の話の続きです。
建物が建替えなければならないほど劣化する理由の2つ目。

●建物の中で重要な部分が腐ってくること。

では、なぜ日本の建物は腐りやすいのか?

「何いうてますのン! 日本は、湿気が多いからに決まってるやン!」、って?

日本は、“高温多湿”だし。。

いえいえ、これまたそーでもないようなのです。

多くの日本人は、“高温多湿”という言葉を、まるで「日本は、一年中気温が高く湿度が高い!」とう風に理解してるようです。
高温多湿というのは、夏の熱い時期(気温が高い時期)に湿度が高い、というなのです。

「でも日本は、湿度が高いじゃないか! 夏なんて湿気で蒸し死にしそうだぁー!」と言う声が聞こえて来そうです。

ん、じゃ。ちょっと娘の本を借りて来て、と。
ちょっと古いが、まあいい。。。
下の表を見てください。

■世界の都市の年間平均湿度
都市 湿度(年平均)
ワシントン 64%
サンフランシスコ 71%
アトランタ 69%
パリ 79%
ロンドン 84%
バンクーバー 82%
上海 79%
東京 66%
※東京天文台編纂 理科年表1987年より



ね! 意外でしょ?

実は、私も意外でした。
これらの都市にくらべると、東京はむしろ湿度が低いのです!
物にじゃあ、サンフランシスコもロンドンもパリなんかも、日本よりも建物が腐りやすい!ってことになりますよね。
でも現実には、まったくそんなことはないのです。
残念ながら、日本の建物だけが驚異的に腐りやすいのは事実なのです。
日本は木造が多いから? いえいえそーでもなさそうです。だって、2×4の本場カナダだって、アメリカだってフツーの家のほとんどは、木造ですものね。

じゃあ、何でだぁーーー???

残念ながら、まことに残念ながら。。。
これはもう、日本の建物の建て方と使い方が、「腐りやすい建て方、使い方」なのだ、ということを認める他なさそうです。。。。

では、この憂うべき事実の原因となっているのは、何なのか。。

このつぎにお話していきます。


この項、つづく。。。。

  • 日本の建物が腐りやすいのは、湿度が高いからではない!


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