日本は湿度が高い。だから家が長持ちしない?
前ページのつづき。。。
前のページでお話した通り、日本の家は、「湿度が高いから腐りやすいのではない!」
日本の建物の建て方と使い方が、「腐りやすい建て方、使い方になっている」ことに問題があるとすると。。。
その原因は何か? 何が問題なのか?
結論から先に言いますね。
日本の建物の腐りの原因、それは。。。
“結露”です。
特に、壁の中の結露は、グラスウールなど繊維系の断熱材を濡らすことになります。これが長年にわたって続くと。。。土台や柱を腐らせることになるのです。
で、土台や柱が腐ってきていると、地震が起きた時に倒壊しやすくなる、ということになります。
では、この“結露”を防ぐためには、どうすればいいのか?
一般に。。。
「人のいる場所だけ、石油ストーブを焚き、トイレや台所なども、極端に温度が低くなるという状況を無くす。つまり、欧米にように建物全体を暖房することにによって、室内のどの部分も、ある程度、室温を一定に保つこと」と言われています。
確かにその通りです。
が。。。
これは、「ペーパーバリア※(防水膜)をきっちり施工して、壁の中に水蒸気が入らない」ということが前提になっているのです。
※ペーパーバリアとは、ポリエチレンシートなどで壁を覆って、壁の中に部屋の中の湿気が入り込むのを防ぐもの。
でも実際には、コンセントまわりやピンホール(壁などにできる小さな穴)など、水蒸気の侵入を100%防ぐことは、大変むつかしい作業なのです。
では、どうすればイイのか。。
そのひとつの方法として。。。
要は、壁の中の構造材を露が発生する温度以下に冷やさなければイイ訳ですから、家全体を断熱材で外側からすっぽり覆えば良いのです。これによって、家の構造材部分での温度差が小さくなって、結露が発生する心配が随分と少なくなるのです。
これの方式が、今よく言われている「外断熱」の仕組みです。外断熱(外壁断熱)は、壁の中の結露を防ぐ上で、今もっとも信頼できる方法のひとつだと思います。
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