●や、や、屋根がない!
家のプランづくりの中で、部屋の間取りを上から見た様子を表す平面図だけに頼ると、
出来上った時に使いづらかったり、意外と狭っ苦しかったりすることがあるので、
注意が必要であることは前にもお話しました。/
『プランづくりのツボ/「間取り図=家、じゃない!」 』
そこで立面図や家が完成した時のイメージ図(パース図)などで、自分の家がどんなカタチ、デザインになって、自分が思い描いていたようなイメージになるのかを確認していくことになります。
一度家づくりを経験した人はわかると思いますが、工事が始まって家の基礎ができて来て、柱が立ち始めると、「えーっと、ココがリビング、ココが寝室ね」などと何ーとなくこれまで図面で打ち合わせして来た部屋の間取りが見えてくるのですが、何だか「思ってたよりも随分狭いなー」と。こんなんで営業マンが言っていた『ゆとりのあるリビング』なんてでいるのかしら?」と感じてしまいます。でも、実際に家が建ってみると、今度は逆に思っていた以上に広く感じるなんてことがよくあります。
まあ、このように想像していたよりも広かったり、使い勝手が良かったりする分には良いのですが、注意しておきたいのは、その逆のパターンですよね。
で、意外とよくあるのあるのがこんな話。
いざ家が完成して、それまでの苦労をかみしめながら、シミジミとジックリと感慨にふけるながらピカピカの我が家を眺めてみる。が……
「や、や、屋根がない!!!」
さずがに「コレじゃぁ、雨が降ったらどーするんだ!」なんてことはあり得ませんが……。
でも実際に「屋根がない!」ということはアルノデスヨ。ホントの話。
どーいうことかと言うと、要は実際に家を見上げても「屋根が見えない!」という状態です。
プランづくりの時は、「可愛い三角屋根で、色もこれにしたなー!」などとしっかりと検討して決めたはずです。屋根のカタチや色、素材等は、家全体のイメージを決める重要な要素ですから、当然です。
でも、実際に建ってみると「屋根が見えない!」
というのも図面やパースを見ているあなたは、まるでゴジラや大巨人の目で小さな家を眺めているようなものなのです。(もしくは、少し離れた家の屋上から眺めているような)
現実には、2F建ての家の場合、「自分の目の高さ=1m50cm〜1m60cm程度?」から、約6mの高さの屋根を見上げることになるわけです。さらに、屋根の形状(カタチや傾斜の度合い)によっては、自分が立っている道路の高さより家が建っている場所(土地)が高かったり、家の前の道路の幅が狭かったりすると、完全に「真つ平らな屋根」に見えることがあるのです。
パース図は、往々にして、実際にはホントくっつきそうになって建っている古めかしい隣のお家や周辺のごちゃごちゃした建物や電柱、電線なんかが省かれて「広ーーい敷地の中にポツリと建てられた瀟洒なお家」なんて感じで描かれているケースが多いはずです。
ですので、屋根のカタチを決めるときには、しっかりと「自分がどこに立った時にどのように見えるのか」ということを営業マンや設計の担当者としっかりと打合せ、確認しておきくことを忘レズニ。
ホント意外ト多インデスカラ、コレ。
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