【陽当たりの話】

●どこまで陽があたるのォ?

私がお客さんの家づくりをお手伝いする中で、すでにいくつかの業者さんとお話を 進めていて、いくつものプランが出来上っていることはよくあることです。
でもそんなプランを見せて頂くと……。
「あれ?」と思うことがあります。
それは快適な家を作るのにとーっても大切な「陽当たり」のこと。
この陽当たりのこと、驚くことに、結構、お客さんはどこの業者さんからも聞かさ れていないことが多いのデス。

では、図-1を見てください。

図-1

北側に道路がある土地の場合の話です。
土地を選ぶときにも役立ちますので、ちょっと覚えておいてくださいね。

図-1のように、あなたのお家が、「北側道路で、南側(あなたの家の裏)によそ のお家が建つ」とうケースです。
ご存じの通り、太陽は南側から陽射しを送ってくれます。だとすると、南側(うら のお家)の家が壁になって、あなたの家への日射を遮ることになりますよね。(※南 側に道路がある家は、できるだけ陽射しを受けられるように、おおむね南側の道路か ら庭などのスペースを空けて家を建てることになります。図-1参照)

問題は、「どの程度陽が当たらないのか」。

夏場は、太陽が高いところを通りますのでさほど気にする必要はありません。でも、 肝心の寒ーーい冬、あなたの家にどれくらいの陽射しが当たるのか、そこがポイント です。
わかりやすいように、おおよその目安として、「裏の家は敷地境界線から1m」プラ ス「あなたの家側に境界線から5m」=「合計6m」のスペースを空けたと想定します。

図-2を見てください。
この図のように、建物を配置すると……。

図-2

何と、『あなたの家の1階には、まったく太陽の陽射しが入らない!』のデス!!

もちろん、裏の家(建物)とあなたの家の距離が大きくなればなるほど、陽射しが 入ってくる範囲は拡がります。要は、この陽射しのことを考えて、裏の家との配置を 考えてプランづくりを進めているか、ちゃーんと説明されているかどうか、ここが要 チェックポイントです。
それをちゃーんと説明もせずに、配置図や平面図だけで「この間取り良いでしょう!」 みたいなことでプランづくりを進めているケースの多いこと!!

また、土地を選ぶ時にも同じです。あなたが候補に考えている土地が北側道路の場 合、仮にプランを置いてみて、冬場に1階にちゃーんと陽が当たるように建物を配置 できるのかをチェックしておきたいですね。

もちろん、裏の家とのスペースを十分に取れず光を採り入れにくい場合も、吹き抜 けにして別に開口部を設けることで、うまーく光を採り入れることなどもできます。 そのあたりのお話はまた別の機会に。



▲このページのトップへ