【建て始めてからじゃ遅い!〜工事の現場から】

●「え? 境界はどこ?」

これまで、土地選びからプラン作りなどなど、家づくりに関する色んなお話を紹介し て来ましたが、ここではちょっと視点を変えて、“家づくりの工事の現場”からの声 を聞いてみることにしましょう!
「家作りに関して色々じっくりと研究はした」「満足いくプランもできた!」「予算 もうまく納まりそう!」と、プラン作りまでは良くても、次の課題は、「工事」。ま さに、“本当の意味での家づくり”が始まるのです。
これまでの努力が、いざ建てる!となった時に“絵に書いた餅”になってしまわない ように。しっかりと工事の現場の話も聞いておきたいですね!

まずは、この話から。工事の現場担当者の話です。

私たち工事担当者が、現場に来てまず「あらら…」と思ってしまうのは、これから建 てようとする土地に「境界のポイント」がない、ということですね。
つまり、実際の土地の上に「境界ポイント」が入っていないため、どこからどこまで が、施主さんの土地なのかハッキリしない。これは、特に古い昔からの土地に多いで す。
もちろん、土地の範囲を示した「地積測量図」(家になければ、役所で所得できる) があれば、それに基づいて建てれば良いことなのですが……。
実際問題として、いざ建てるとなったら、隣の土地の所有者にとっては、「ちゃんと 測量図の通りに建てるのか」気になる所なのです。
ですから、まず家を計画する前に、隣の土地の所有者立ち会いの元で、しっかりと土 地の境界を確定させておかなければイケマセン!
世間では結構もめるんですよ。1cm、2cmのことで……。万が一、立ち会い、境界の 確定がなければ、建てたあと、もしくは建ててる途中で、「ちょっと待った!」とい うことにもなりかねません!
そうなるとタイヘンです!工事のやり直しにかかる費用や時間はもちろんですが、こ れからずっとご近所さんで暮らす隣の人との人間関係もギクシャクしてしまいますか ら、ご注意を!

「境界の確定」これは、家を建てよう!と決めたらまず最初にやっておくべきです。 あとあともめないように……、測量図を確認して、業者さんに確認してもらって、お 隣さん立ち会いの上でしっかりと境界を確定させましょうね!
また、古い連棟の長屋なんかの場合は、境界線がお隣さんと共通の壁・柱の中心にな りますから、実際に建てられる範囲にかなりの制限が出てくることになりますから、 これにもご注意を。



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