●工事に入ってから、予算が上がる!?
例えば、あなたが「自然あふれる郊外で最高の眺望のある暮らしを!宅地販売開始!」
などと言うキャッチフレーズが書かれた折込チラシを見て、「明日の日曜日、家族み
んなでその土地を見に行こう!」となったとします。
で、行ってみると、なかなかイイ感じ!値段もそんなに高くはない。ま、今すぐ決め
ることはないけれど、せっかくだから、「もし買うならどの場所にしよう?」とウイ
ンドウショッピング感覚で、その宅地内をゆっくり見て回ります。
で、ありましたありました!その区画は、段々畑状に開発された宅地内のいちばん上
の段。その中でも隣の区画よりさらに一段上がっていて、「これは、2階のベランダ
からの眺めは最高だろうな!」と、もう家が建って、週末の夜にワイングラスを傾け
ながらベランダでたたずむ自分の姿を想像したりして(笑)
と、「まだ見てるだけ」なら、それで良いのですが……。
「さあ、家を建てよう!」となって、色んな土地を見た上で、このように「隣より一
段上がった立派な土地。しかもお値段もお手頃!」という土地を買おうかな、と思っ
としたら……現場担当としては、「いざ、ちょっと待たれぃ!」と仰々しく言いたく
なります。
というのは……。
隣との高低差があると、実際に家を建てるとなった時、よう壁を作らなきゃいけなく
なって、ドエリャー(ナゼかナゴヤ弁!?)お金がかかってしまうことがあるのです。
※参照→【おいおい、そんな予算は考えてないぞ!〜道路と土地の高さの関係】
↑ここでお話している、道路との高低差も隣の土地との高低差と同じことなのです。
先の家族が見た、新しく「宅地」として開発されて、一見「いつでも家を建てられそ
う」に見える宅地でも、実際に家を建てるとなったらよう壁が必要になるケースが少
なくないです。
それはただ、家を建てるために用意された「一次造成」段階の宅地である場合が多い
のです。
カンタンに言うと、「一次造成」とは、荒れた土地を平らにしてあって、家一軒分の
広さに区切られていて「家が建てられるな」という状態の土地。
対して、 隣の土地との間にしっかりとしたよう壁が作られていたり、土地の土台の
部分にすでにガレージスペースを設けてあって、しっかりとその土地全体が固められ
ているような土地を「二次造成」された宅地と分類されるのです。つまり、必要なよ
う壁工事済みの宅地のこと。
細かな話は、さておき、こんな宅地に出会ったとき、何を基準にすれば良いのか。
ひとつの目安になるのが、「隣の土地との高低差が、1m未満かどうか」。
もし隣の土地より、あなたが買おうとしている土地の方が1m以上高い場合は要注意
です!
事前に、よう壁工事にざっといくらくらいかかるものなのか、いま話をしている営業
担当や設計士さんにしっかりとチェックしてもらってから、予算と照らして、買うべ
きか、買わざるべきか、決めましょうね。
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