【建て始めてからじゃ遅い!〜工事の現場から】

●最初はキレイなんだけどなぁ…

最近は、いかにもテレビ番組なんかに取り上げられるようなオシャレでセンス溢れる 外観を持った家が増えてきましたね。同じ住むなら「外観デザインにもこだわって… …」ということなのでしょうね。
私たち現場の者から見ても、確かに、カッコいい!自分たちが創った(建てた)家が、 オシャレな作品に仕上がると気持ちも良いものです。
建売り住宅や新しい住宅地なんかでも、よく見かけるますよね。
せっかくマイホームを建てるのだから、こだわって、デザインの良い家を建てるよう になってきた、というのは良い傾向だと思います。街並がみーんな紋切り型の同じよー な家で埋め尽くされている風景もどうかと思いますものね。

……が、そんなオシャレでカッコいい家の中で、時々「ん?」と疑問に思ってしまう ことがあるのです。

確かにオシャレでキレイ! でも、これって何年も経ったら壁の汚れが目立ってしまっ て、悲惨な家になっちゃうだろうなぁ、今はキレイだけどなぁ……、と。

特に、外壁のデザインや素材、色など、先々のことを考えてないなぁ、ということが 多々あるのです。
その中でも気になるのは、白い色の外壁、軒のない家。

建てたてのホヤホヤの真っ白な家、それはもう美しいものです。でも、当然のことな がら、外壁は時間が経つにつれて雨風、陽の光、ホコリ、排気ガスなどによって、汚 れて来ます。そうなるとせっかくの家が薄汚れたものになってしまいます。これは、 白い壁に限らずです。色のついた壁でも、必ず汚れたり、褪色したりするのです。
軒のない家も同じです。雨だれで、せっかくの美しい壁が年々汚れていく、と。

そんな家を見かけると、外壁の素材や色を選ぶ時に、ちゃーんと何年か経った時のこ とを考えて建てないなぁ、と思ってしまうのです。

もちろん、白い家がすべてダメ!と言っているわけではないのです。
要は、家を計画する時に、先のことを考えてデザインしているか、素材を選んでいる か、ということなのです。
何だか、図面やカタログの上だけで考えて建てている家が多いよーな気がしてならな い。

例えば、郊外の空気のキレイな場所に建てる場合と、幹線道路に面していて、四六時 中排気ガスの中にある家とでは、その素材や色選びは自ずと変ってくるのがとーぜん だと思うのです。

あなたの家の設計担当者は、そこまで考えてプランを作ってくれていますでしょうか?

家を計画するときは、モデルハウスやカタログだけじゃなく、自分でも、色んな家の 壁を見て回ったり、設計担当者にそのあたりのポイントについてしっかりアドバイス をもらいながら決めていくことが肝心です。

でもまぁ、あとあとのことを考えてプランを創ってくれる設計士さんが多ければ、私 もこんなお話をしないで済むのかもしれませんね現場の声のひとつです。ご参考ま でに。(^-^;



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