【建て始めてからじゃ遅い!〜工事の現場から】

●モデルハウスは、“見せるためのもの”

家を建てよう!と思い立った時、誰もがまず、住宅展示場やモデルハウスに足を運び ますよね。
そこで、「ああ、いいなぁ!こんな家」とマイホームへの夢を膨らませていきます。
とーぜんですね、住宅会社さんは、みなさんが、そんな気持ちになるよーに建ててい るのですから。
でも、家を建てようとする施主の皆さんも最近はよーく勉強されていますから、「ま あ、このモデルハウスは、敷地も広いし、実際にはこんなリッパな家は無理だわよね」 というようにレイセーに判断されることも多いかと思います。

でも実は、「モデルハウスは、私が建てる家とは別物!」と思っていても、いざ間取 りやインテリアやら内装などのプランの段階になってくると、少ーし見落としてしま いがちなポイントがあるのです。

それは、廊下や階段の形やサイズなどです。

モデルハウスに行った時の感覚で、「これくらいのスペースが心地よい」

例えば、設計担当者がプランを作って、お客さんに説明していても、細かなサイズを 気に留めることなく、無意識のうちに自分のイメージの中で勝手に「モデルハウスで 体感した廊下のイメージ」を持ってしまって、実際のプランの細かな寸法の違いに気 づかないということが意外と多い。で、実際に建ち上がってみると……何だか狭っ苦 しい、と。
また逆に、「モデルハウスの階段、廊下と同じよーにしたい!」と先に仕様を決めて しまって、結果、家全体の間取りのバランスが悪くなったり、無駄なスペースができ てしまったりしてしまうケースも少なくないのです。

大切なのは、自分たちが毎日暮らし、生活する空間として、どのくらいの空間があれ ば良いのかを考えてプラン作りを進めることです。
以前にも『廊下の幅と長さの意外な関係 』や、『当然もう使って いますよね!?』でもお話したように、実 際のサイズを自分の体験に照らして決めていくことはもちろんのこと、“人が感じる 空間”を踏まえたプランづくりができる設計士さんと、しっかりと話し合いながらプ ラン作りを進めていくことがポイントです。

いま一度、しっかり認識しておいてください。

モデルハウスは、あくまで「“見せる”(魅せる)ためのもの」。

あなたがこれから建てる家は、「あなたやあなたの家族が“長年にわたって“住まい、 生活していく”ためのもの」であることを。



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