●家づくりは、二者択一なのか? 〜その2
前回のお話の続きです。
「ちょっと安くて、ちょっとだけ自分たちの希望を採り入れられる家」はどうすれば実現できるか。
建売りの一戸建て住宅はなぜそれなりに安く手に入るかということは、前回にお話した通り、“作り手側が、決まった仕様で勝手に作ってしまっているから”。つまり“お客さんとのプランづくりに関するやり取りがない!”というのが大きな理由です。
逆に、注文住宅は、“お客さんの希望や要望をすべて聞いた上で、『0から』作っていく”。つまり“プランを決めるまでに膨大な時間と手間がかかる”。さらに、間取りはもちろん、使う材料や設備が自由に決められる分、作り手側からすると、「材料や設備などをまとめて購入できない」=「同じものを一度に仕入れられないから、仕入れ値を安くできづらい」と、こうなるワケです。
整理しますと……。
●建売り住宅 : 住む人の要望を採り入れない分、安い。
●新築注文住宅: 住む人の要望を何でも自由に採り入れられるかわりに、高い。
と、こうなる。
じゃぁ、「要望を“ちょっとだけ”採り入れられて、できるだけ安く建てられる家は、できないものか?」と、後悔しない家づくり実践研究会としては、こう思ったワケですね。
つまり、建売り住宅のようにあらかじめすべてが決められた間取りやデザインや設備や機能ではなく、かといって、新築注住宅のように、「あーでもない。こーでもない」とめいっぱい要望を詰め込む分、高くなってしまう家でもない、その中間のような、“適度に思いを入れられ、できるだけ低予算で建てられる家”を作れないものかと。
で、「なければ作っちゃおう!」、と。なんせ、“後悔しない家づくり”を“実践する”ための研究会なのですから。(笑)
後悔しない家づくり実践研究会がプロデュースをお手伝いした家、『HOPS』(Honest One Price System)。
なーんて、ちょっと気取ったネーミングですが、要は「公正な価格の家づくり」という意味デス(^-^;
興味がある人は一度資料をご覧になってみてください。→資料はこちら
これまでお話してきたように、家というのは住む人の考え方、住まい方、家族構成、性格、そしてもちろん予算によって、求める家(住まい)は、住む人(家族)の数だけあるはずです。
「何がなんでも、すべてにおいてこだわりを持った住まいを求める人」
「できるだけ安く、でもちょっとこだわりたい人」
「価格も仕様もそれなりにフツーで、とにかく安心感が欲しい人」
「まあ、いわゆるフツーの家でいいかわりにとにかく“この予算で抑えたい!”人」などなど……。
どれが正しいなんてないのです。そう思う人がいる限り、すべてが正解! でも、大きなポイントは、それぞれそう思っている人が、それぞれの思いの中で、「後悔することなく納得できる家を建てることができるか否か」です。
だからこそ、こだわる人も、そうでない人も、家づくりをスタートする前に、これまでの「家づくりの常識」にちょっと「素朴なギモン」を持って、家づくりに取り組んでもらえれればいいな、と思っています。
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