●施主と私の理想の関係
後悔しない家づくりのためには、私たち(主に営業担当者)とお客様(ご家族)との距離(関係)がとても重要になってきます。
では、両者の関係について順を追って見てみましょう。
まず第一段階は、「いち営業マン」と「家を建てたいと考えている人」。
まだ、どこに家をプランして、建ててもらうかが決まっていない段階ですね。
仕事上の「売りたい人」と「業者を選ぶ人」という関係。
ある意味、お客様側からすると「歌府外深く相手を見極める」段階です。
次に、プランのご提案などをさせて頂きながらお互いのことを知り合っていく段階を経て設計契約が成立。いよいよ、「営業担当」と「お客様」という関係になります。
この段階では、まだまだ「建てさせて頂く側」と「建てさせてあげようという側」という明確なポジションの違いがあります。
さらに、家の設計プランなどを何度も何度もやりとりしながら、少しずつお互いのこと(性格や家庭環境、プライベートなこと等々まで)を知り、理解を深めていきます。
この段階が、お互いの理解を深めて行く上でもっとも大切な時間となります。
一定レベルの「信頼関係」ができてくると、ここでようやくお互いに「本音」でお互いの思いや言い分をぶつけあう、という段階に入ります。
つまり、「信頼関係の上での真剣勝負!」の段階でもあります。
ここで、本音しっかりと自分の意見や要望を主張し合わないと、後悔しない納得の家づくりは実現しません。
真剣勝負なしに、営業担当がお客様の言うことを、ただただ「ハイハイ!」と聞いてそのままプランに落とし込むなんてことではダメです。
※参照:営業マンを見極める法
営業担当からも、「○○しない方が絶対良いです!」「こうすれば、解決できます!」といった信念のある前向きな意見が出ないとウソです。
時には互いの意見や議論が噛み合わず、正直険悪な関係にあることも少なくありません。というか、それくらいに「真剣に」お互いの本音をぶつけ合わなければ、いいモノは創れません。
でも、お互いの気持ちの中心には「いい家を創りたい!」という思いがあるのですから、結果的にはお互いに「議論して良かった」ということに必ずなります。
こうして、これから建つ家のプランが決まりました。
さあ、いよいよ工事へ。
ここで、私とお客様との関係が少しばかり変わってくるのです。
それまで、互いの意見をぶつけ合う「真剣勝負の相手」だった関係が、「同志」のような関係になるのです。
つまり、互いに苦労を重ねながら「いい家を創ろう!」という思いをひとつにした仲間です。(*^_^*)
で、次にあなたは、「工事という真剣勝負」に挑むことになるのですが、次の対戦相手は「工事担当者」です。(笑)
でもご心配なく、この勝負には、昨日までの敵(?)「私=営業担当」がついています。(*^_^*)
ということかと言うと…。
この段階からの私の仕事は、お客様と一緒に苦労して決めたプランを実現させること。
つまり、私はお客様の前に立って、今度は実施設計者や工事担当と勝負するのです!(*^_^*)
「予算は決まってるんだから、その範囲でもっとこうしてよ!」
「もっと、こうできない?」
「これなんかできると嬉しいなぁ」…等々。
対して、工事担当者は…。
「こんなん、無理ですよぉ」
「予算を超えてしまいます」
「このデザイン、施工が大変です!」…等々、必ず返してきます。(笑)
これらの問題を、お客様と一緒になって、工事側と真剣勝負に挑むのです。
このような関係を築けた時、本当に最高の家が実現するのです。
少なくとも私の経験上、これらの関係の深さが、「いい家づくり実現」に大きく関わっていることは、間違いありません。
※よくお聞きする話で、最初から最後まで、お客様がひとりで営業マンと対決!段階に入っても、今度はひとりで「営業マン+工事担当連合軍」(だって同じ会社だからという理由で)と対決する、というような話がありますが、正直ナンセンスな話です。
なぜなら、そもそも味方に付けるべき営業担当者との信頼関係が作れていないということになります。それでは「家を売る人」「家を買う人」という関係はできても、「より良い家を一緒に創る」という関係にはなり得ないと思うのです。
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