第二話 どこに頼んだらエエねん!

どこに頼んだらエエねん!?(1)

家を建てるとき、実際に相談、依頼する先は、大きく分けると、「大工さん/工務店さん」、「建築家/設計事務所」、「住宅メーカー」の3つがあります。ここでは、それぞれの特徴について、述べていきます。


大工さん・工務店さん

平たく言えば、「私の町の大工さん」。大工さんは、古くからその町に住み、町の人たちのこと、家族のことなどを良く知り、家を建てるときには、町の人の評判で、「うちのおじいさんの代から、あの大工さんのところ。。。いつも良くしてくれはるわ。」という風に。。。

大工さんは、その町で代々「いい仕事」をし続け、あの大工さんなら安心して任せられる」という。。。家を建てたい人と工事をする人の信頼関係が基本になっています。
ですから、その大工さんが、どんな家を建ててくれるのかというのも、その人が建てた家がどんな家なのか、どんな家が得意なのかなど、 「あそこのあの家や○○さんちの家も、この大工さんの仕事」という風に、身近な人からの評判が大きな選択のポイントになりそうです。
間取りなどの家のプランは、大工さん(棟梁/大工さんのリーダー)とあれこれ話をしながら、決めて行きます。

家ができた後も、「ちょっと子ども部屋に棚が欲しいんだけど。。。」「雨漏りするんだけど。。」というような小さなことにも、すぐに大工道具をぶら下げてやって来てくれる、というのが「町の大工」さんの良さですね。何よりも、お互いの顔や暮らしぶりを知り、「こうしたいんだけど。。」「よっしゃ任しとき。」という、お互いの信頼関係によって家づくりが支えられているというのが、大きな特徴です。

ちなみに、大工さん=「個人」。工務店さん=大工さんの「会社」と考えていいでしょう。工務店という会社組織として大きな会社になってくると、その規模によって、先に書いたような、「大工さんの良さ」と「設計プランをして、予算を決め、工事をする」という流れを「ビジネスライクなきっちりとしたシステムとしての安心感」とのバランスが変わってくると考えていいでしょう。(どちらがいいかということではなく。。。)

いずれにしても、工務店さんの場合、設計(プランづくり)と工事両方を引き受けるのが基本になります。また後の項でお話しますが、建築家や設計事務所さんが設計を担当し、大工さんや工務店さんが工事をする、という役割分担を行なうケースも少なくありません。

  • 建てたい人と建てる人との信頼関係が基本。
  • よっしゃ任せとき!」ですぐに飛んで来てくれる安心感は、「うちの町の大工さん」ならでは!


  • マメ知識
    「ムツカシイ言葉 超・入門」-2

    ●建蔽率(けんぺいりつ)、って何?

    何やら、ムツカシ気な言葉ですが。。。
    要は。。。
    「どれだけの広さの土地に、どれだけの広さの建物を建てて良いか」。

    大雑把に言って。。。
    あなたがヘリコプターに乗って、あなたの土地を空から見た時、あなたの家が土地全体の何%を占めているかということ。

    つまり。。。
    「土地の広さに対して、どれだけの建物を建てても良いか」ということです。



    ↑この場合、土地面積の50%が建物。なので、建蔽率=50%。

    街中では、土地にめいっぱい家を建てていて、隣の家とのすき間もほとんどないような家もよーく目にしますね。 おそらく、法律ができる前に建てられた古ーい家、もしくは法律違反かもしれません。
    住宅地の場合、60%というのが多いかと思いますが、自分の土地にどれくらいの建物が建てられるのかは、しっかり知っておく必要があります。その他にも容積率(土地に対して、どれだけの床面積をとれるか)なども、誰でも市町村役場の都市計画課などで調べることができますが。。。。
    まあ、役所に行って調べるのがめんどうクサイ!という人は、設計士さんや営業マンに調べてもらうこともできます。特にムツカシイことではないので、費用も必要ないでしょう。


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