第二話 どこに頼んだらエエねん!

どこに頼んだらエエねん!?(2)

建築家/設計事務所さん編

一般に家やビルや市役所などの公共施設、病院などなど。。。世の中にある建物を設計する人を「設計士さん」と呼びます。

「設計士さん」には、大きく分けて「一級建築士」と「二級建築士」という国に認められた免許資格があります。

大雑把にいうと。。。
二級設計士さんは、設計できる建物の種類や大きさ、高さなどが色々な制限があります。でもまあ、一般的な住宅であれば、ほとんど設計することができると考えてもいいでしょう。
一級設計士さんは、基本的にどんなものでも設計できるのです。また二級建築士さんよりも、より多くの知識と経験を積み、よりムツカシイ建築の試験に合格した人、と考えてもいいかもしれません。(まあこの分野に限らず、例外もあるのでしょうが。。。笑)

で、最近良く耳にする「建築家」というと。。。
「建築家」というのは、免許や資格の呼び名ではなく、一般に「一級建築士のエライ先生」というイメージがありますが、おおむねその通りです。(笑)誰が呼んだか「建築家」。。。その人が設計した作品が社会的に認められるなどして、まわりから「建築家」と呼ばれるようになったり、また「人が住み、生活するための建築は、こうあるべきだ」など、しっかりと自分の信念を持って建築設計に携わる中で、自らを「建築家」と名乗る人もいます。(もちろん一級建築士さんです)
おおむね、一般に言われている「設計事務所」というのは、一級建築士さんが主宰する「一級建築士事務所」と考えていいでしょう。「建築家」は、一級建築士さん個人に対する呼称です。

さて、ここからが本題です。
まず、「大工さん/工務店」や後で説明する「住宅メーカー」と「設計事務所/建築家」との決定的な違いは。。。

「設計事務所/建築家」は、「建物の設計はするが、工事ははしない」ということ。

つまり、家を建てる「工事」は、別に工務店さんや大工さん(または住宅メーカーさん)など、実際に工事をする人にお願いしなければなりません。

「設計事務所/建築家」の役割は、あなた=家を建てたい人(施主と言います)の代わりに、その専門知識を駆使して。。

(1)あなたの要望を聞き、それを実現する家のプランをし、設計をし、工事予算の調整をする。まずこれが「設計」の仕事。

(2)工事をする人(工務店さんなど)を選び、工事の指示をし、家がちゃーんとプラン通り出来上がっているかをチェックし、完成させる(ここまでが「工事が正しく行なわれているかチェック指導する「工事監理」の仕事)、というものです。
大きくは、この2つの役割があります。
契約によっては、(1)の設計の仕事だけで、(2)の工事監理はしないケースもありますが、多くは、この2つの仕事が「設計事務所/建築家」の役割です。

メリットは。。。
●家のデザイン&プラン、工法(木造、鉄筋、2×4など、どんな方法で建物を作るか)、使う材料や設備など、100%オーダーメイドで設計できる。
※その分、設計士さんとしっかり向き合って、設計士さんに色んな話を教えてもらいながら、あなた自身の考えをまとめ、しっかりと「こうしたい!」というのを伝えていくことが大切です。

●設計する人の個性やあなたの感性を活かし、デザイン性の高いおしゃれな家を作ることができる。

●あなたに代わって、専門的な要素が多く、また大切な「工事」の仕事を、「手抜きはしていないか? プラン通りに工事しているか?」などなど、しろうとにはわかりにくい工事の課程を、専門的な知識と経験を持って、チェック・指導できる。

もちろんその分、家の工事の費用とは、別に「設計料」「工事監理料」(多くは、「設計監理料」として、建物の建築工事費の10〜15%)が必要になります。

また気をつけたいのは、「設計事務所/建築家」は、多くの場合、それぞれに個性や建物の作風などを持っています。それが、あなたの好みや感性に合っているか、ちゃーんと見極めることが大切です。
雑誌やテレビなどで、その人の作品を見るだけではなく、実際に完成した家を見たり、そこに住んでいる人に話を聞いたり、直接、設計する人と話をして、じっくりと「家に対する考え方」について話をし、あなたが求めているものと合うかどうか判断しましょう。
実際に、設計事務所や建築家にお願いするとなれば、あなたとその人(または事務所)との人間関係も重要になってきます。性格や人間性に関して「合う、合わない」ということもあるでしょう。ですので、遠慮せずに、しっかりとあなたの考えをぶつけてみることが大切です。

  • 100%オーダーメイド!あなたの考えをしっかりぶつけよう!
  • 実際に作品を見て、住んでる人に話を聞いて、設計する人本にと話をして、あなたが求めているものと合うかしっかり見極めよう! 遠慮は無用です!


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