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家作りちょっとイイ話いい家づくりの基本第三話 営業マンを見極める法 その3


 第三話 営業マンを見極める法

3.常識とマナー。

「時間をキッチリ守れるか」
「服装はちゃんとしてるか」
「きちんとした言葉づかいができているか」
「あなたの立場になって、話をしているか」
「電話の受け答えは、できているか」
「連絡をキッチリとしているか」
「“真面目に”仕事に取り組んでいるか」

私自身、長年、住宅の営業の仕事に携わっていますが、「営業マンの資質は?」「営業にとっていちばん大切なことは何か?」と問われたら、答えはひとつです。

社会人として、人間として、最低限守るべきマナーを心得ているか、ということに尽きるのではないかと思います。

知識や経験、営業の進め方に関する技術といったものは、真面目に仕事に取り組んでさえいれば、時間(経験)共に培われていくものです。しかし困ったことに、最低限の常識やマナーを持ちあわせていない営業マンもまだまだ少なくないというもの事実です。(この業界に限らずですが。。。)

また、悲しいかな、住宅業界は、厳しい数字競争の色合いがまだまだ残っており、ついこの間まで、まったく別の営業をしていた人間が、数日の付け焼き刃的な知識を詰め込まれて、いきなりお客さまの家を訪問して話をする、なんてことも少なくないのが現状です。

まだ知識レベルの話なら。。。「知っていることは、知っている」「これについては、自分にはわかりません。会社に帰って上司や設計担当に確認して、答えをお持ちします」とハッキリと隠さずに、ごまかさずに受け答えしていればそれはそれで良いと思います。これは若く経験の少ない営業マンにも言えることですが、このような場合、より知識や経験のあるスタッフがバックアップしていたり、必要に応じてあなたの家に伺うことも多いので、逆に、それを大いに活かすということもできるからです。

いちばん困るのは、わかりもしないことに対して、その場しのぎで適当にごまかし、後でとんでもないトラブルに発展してしまうケースです。そんな営業マンは、まず「売りたいがために」、そのような行動にでるのでしょう。正直気持ちはわかります。私も若い頃はそんな時期もありました。。。でも、おかしいですよね。あなたの家は、「営業マンのために建てるのではない」のですから。

住宅展示場で、電話の向こうで、あなたの家の玄関で、メールで、手紙で。。。いろんな場面で営業マンと接する機会があると思います。
そのとき、まず第一にあなたが見るべきものは、「営業マンが勧める商品」ではなく、その営業マンに「常識、マナーがあるか」ということ。また、繰り返しになりますが、「本当にあなたの立場に立っているか」ということに尽きるのはないかと思っています。

あ、家の玄関の前に平気で迷惑駐車する人も×!ですね。

  • “常識”があるか? “マナー”を心得ているか?


  • 【営業マン/よもやま話】


    「7時と言えば、7時。」

    営業マンの基本。。。というよりも、社会人としての常識のひとつ。。

    “約束の時間を守る”ということ。

    例えば、夜の7時に約束したとしましょう。
    まず約束の時間に遅れるなんていうのは、論外、ですね。
    よく「約束の10分前には。。」と言われたりしますが。

    こんなことがありました。
    私は、先輩に、時計をキッチリと合わせて、「時報と同時にインターフォンを押せ」と教えられたことがあります。 なぜなら、お客さまが共働きの場合。。。
    夜、仕事から家に帰って、7時に打合せ」という場合、お客さまは、たいがいの場合、打合せまでにバタバタと食事を済まされ、部屋の片づけなんかもされています。。。そんなときの10分というのはとても貴重な時間だからです。

    私は、先輩の言い付けを守り、お客さまの玄関先で。。。
    時計の時報に合わせて。。。“ピンポーン!”、と。。

    そのお客さまとの打合せは、毎回決まって夜の7時。
    私は、毎回それを実行していました。

    するとある夜。。。私が玄関先でいつものように自分の時計とにらめっこしていると。。。
    7時の時報と同時に、玄関の電灯が灯り、お客さまが、“ニヤリ”、と笑って、玄関を開けてくれたのです。
    それ以降、家が完成するまで、その「あ、うん」の呼吸で、同じことが続きました。


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