第九話 営業マンのひとり言

ここでは、テーマもなにも、私たちのひとり言を少しづつ。。。
でも、「家づくりの基本」のひとつには、なるのかなと。。。

1.お客さまは、神様!?

先週末、「I am Sam(アイ・アム・サム)」というビデオを借りて観たのです。

知的年齢が7歳の父親・サム(元マドンナの旦那さん:ショーン・ペン)と彼ががひとりで育てている娘・ルーシーとの父娘の愛の物語なのですが。。。良かった!
あ、映画の内容はさておき。(くわしくは観てみてください。)

その中で、こんなシーンがありました。

父親のサムが、レストランで朝食を注文する場面。
サムは、初めて娘と訪れるレストランで、いつも食べている「コレ」が欲しい!と言う。
ウエイトレスは、「うちには、そのメニューはありません!」と答え、そのやり取りが何度か続く。
で、そこでイライラが頂点に達したサムは、まわりのことも気にすることもなく。。

こう叫ぶ。。。

「お客さまは、神様だ! お客さまは、神様なんだ!」

アメリカ映画なので、セリフはとーぜん、英語。これは、字幕の言葉デス。

サムが何度も、何度も叫ぶその言葉は。。

「Customer is always right! Customer is always right!!」
英語で。。。当たり前。

つたない語学力で直訳すると。。。
「客は、いつも正しい!!」ということになる。

主人公が叫ぶ言葉と、字幕の訳し方に、「オモシロイなー。上手いこと訳してるなー」と感心した。
と同時に、「アメリカでも、やっぱりこんな言葉があるんだ」と感心していた。

で、しばらくして。。。

字幕の「お客さまは神様」という言葉は、遠い昔(^-^;歌手の故・三波春夫氏が流行らせた言葉で、まあよく聞く言葉でもあったので、気にならなかったのですが。。。
よーく考えると、この「「Customer is always right!」(「客は、いつも正しい!!」)という言葉には、少ーしばかり違和感を覚えたのです。

どういうことかと言うと。。。

おそらく、自分の身に置き換えてみたときに、「ちょっと違うなぁ」という感じだったと思うのです。
確かに、私たちの仕事の基本として、まず最初にあるのは、お客さまの「ああしたい!こうしたい!こんな家を建てたい!」という夢を実現すること。
そのために、私たちは、私たちが持つ経験やノウハウ(という言葉はあまり好きではないのですが。。)を最大限に使って、「よーし、お客さんにとって最高の家を建てるぞ!」と仕事に取り組むのです。


で、いよいよ仕事がスタートすると。。。

闇雲に、 アタマごなしに「自分は客なんだから、あーしろこーしろ!」という人も。。
確かに高価な買い物ですので、あれやこれやと気になって気になって仕方なく、あれこれと注文を出してしまうお気持ちもわかります。「そんなこと言っても、それを嫌な顔せずに客のために尽くすのが営業の仕事やろ」といわれてしまうとごもっともな話なのですが。。。「少しばかり私たちの話に耳を傾けてくだされば良いのになぁ。」と思うことも。。
もちろん、色々な雑誌から「こーしたい!」という部分部分を取り出して見せて頂くのは、とてもありがたいことではありますし、またそれが実現できれば尚イイのですが、現実的にすべて取り込むのはムリなケースが少なくありません。またたとえお金が無尽蔵にあったとしても逆にバランスの悪い家になってしまうケースも多いのです。予算や間取り、デザインなどなど、あらゆる要素を踏まえてならがら、お客さんの要望に優先順位をつけてバランスよく仕立てることがプロの仕事なので。。。。

“Customer is always right!”

ある意味それは、正しいと思います。
でも、営業マンも人間なのです。
逆に、私たちの気持ちとお客さまの熱意や想いが、一緒になれればなれるほど。。。
「よーーーし絶対に最高の家を建てるぞ!!」と決意を新たにするのです。
で、私たちは、少しでも良いものに!とか、ちょっとでも得な方法はないものか!などと考えてしまいます。
この「少しでも」「ちょっとでも」というのは、あとあと家の出来映えが、もしくは住み初めてからの住み心地が随分と違ってくる大切な要素なのです。

生意気なことばかり、申し訳ありません。
でもこんな話も、より良い家を作るにあたって少しでもお役に立てるのではないかと。。。

ビデオの内容?。。。泣いちゃいました。2回観てしまいました。

※映画中の言葉及び字幕のセリフは、私の聞き違いで、正確な言葉ではないかも知れません。ご了承を。m(_ _)m


  • “思いを同じにして、一緒に!”、最高の家を作りましょう。


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