第十ニ話 基本のキホン

1.“当然もう使っていますよね!?”

さて、あなたは、具体的に『マイホームを建てよう!』と決めたとします。

で、あなたは、住宅雑誌をアレコレチェックしたり切り抜いたり、また週末には住宅展示場に出かけたり、色んなメーカーさんの資料を取り寄せたり、営業マンの話を聞いてみたり、時々このホームページをチェックしたり・・・

またキッチンやバスルームなどのカタログをめくったり、輸入雑貨の本などを眺めたりするのも楽しいひと時ですね!

で、次に設計や住宅メーカーさんなどいくつかの候補を決めて、少しずつ具体的なプランを作り始める。

私たちがお手伝いするのは、だいたいこの段階からです。前にもお話した通り、まず私たちは、あなたやあなたの家族の「家に対する夢や希望、要望、敷地や予算のことなど」について少しずつお聞きしていきます。
あと、家をプランするにあたって大切なことは、“いま住んでいる家への不満”なのです。
つまり、「今度建てる家は、あーしたい!こーしたい!」という要望のほとんどは、“いま現在住んでいる家への不満”から出て来たいるコトが多いからです。

で、私たちは、あなたにお聞きします。

「いまの家の不満点は何でしょう?」と。

で、あなたは。。。答えてくれます

「キッチンが使いづらい」
「子ども部屋が足りない!」
「リビングが狭い!」
「収納が小さくて部屋が片付かない!」
「お風呂が古くなってキタナイ」
などなど。。。。

それこそ、山のような不満が出て来ます。
もちろん今の住まいに満足してるのなら、新しいマイホームを建てる必要などない訳ですから、当然のことですよね。(^-^)

だけど。。。ひとつ大きな問題があるのです。

それは、何ひとつ『具体的なコト』が明らかになっていないということです。

例えば、「キッチンが使いづらい」というのは。。。「狭いから使いづらいのか」それとも「キッチンの配置が原因で使いづらいのか」はたまた「食器なんかを、機能的に収納できないから使いにくいのか」等々、具体的に何が原因で『使いづらい』のか、ということを明らかにすることが不可欠なのです。

よく営業の担当者なんかが口にするのが。。。「キッチンが使いづらいのですよね!?」
「新しいプランでは、キッチンのスペースを今までよりかなり広くして、システムキッチンも最新のモノになりますから格段と使いやすくなりますよー!」というような会話。

でもコレは“一般論”。コレでは根本的な解決になりません。またプランの中に「無駄」がたくさんできてしまって、他の部屋や家全体のプランを知らず知らずのうちに圧迫してしまうのがオチなのです。

では、どうすれば良いか?

当然、あなたの不満や要望をお聞きして、何をどう工夫すればより良いプランが完成するかを考え、提案できるか、それが私たちの仕事です。

でも、あなただけの新しいマイホームを0から作って行く過程で、私たちではわからない、また知り得ないことがあるのです。
それを少しずつ、ハッキリさせていくことが私たちの、そして“あなたの”大切な大切な仕事なのです。

それはどういうことか。。例えば、こういったことです。

「キッチンが使いづらい」
  ↓
「狭いから使いづらい」
  ↓
「どこが狭いのか?」
  ↓
「キッチンと食器棚のスペースが狭い!」
  ↓
「で、“あなたが使うには”、あとどれくらいあればイイのだろう?」
  ↓
「あと、何cmあれば、キッチンでの行き来が随分と楽になりそう」

と、たったこれだけのコトなのデス。(^-^)
でもこれは、あなたにしかわからない、あなたにとっての寸法なのです。

ココで大事なのは、『毎日使うあなたにとって、それが、何cmなのか?』ということなのです。

元々、限られた敷地に限られた予算で、より使いやすく、より広く、より良いプランを作るのです。
このような細かな『何cm』といった小さな寸法の積み重ねが、住み始めてからの使い勝手や出来映えにずいぶん影響してくるのです。


このように、あなたが現在の住まいに抱える不満を『より具体的にすれば、するほど、あなたの家の完成度(=使いやすさや家全体の出来映えなど)が高くなる』ことは間違いないのです。

え? 今回のタイトル『当然、もう使ってますよね!?』と全然関係ない話ヤナイカー!?(^-^;

いえいえ、ちゃーんと関係あるのデス。

次へ続く→


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