第十三話 将来を考えて。。!?

増改築の話

さて、「将来的に、増築や改築するかもしれない。。。」という言葉をお聞きすることがあります。

で、詳しく、お聞きすると。。。。
「いやいや、先はどうなるかわからないから、でも、何となくその方が安心かなと。。。」というお答え。結構多いのです。

確かに、先のことはわかりませんよね!?

でも、「子どもを10人作る予定だ」とか、「おそらくこの旦那とは、10年以内に離婚するつもり。。」、というようなことを想定される人はあんまり(?)いないですよね!? ね。

部屋を増やすとすれば、「子ども部屋を広くする」、とか「仕切りたい」とか、「将来同居することになったら、部屋をもうひとつ増やしたい」とか。。。概ねそのようなことだと思います。

増改築の予定といっても、部屋の間取りを変えるのか、部屋をひとつ増やすのか、それとも“何ーんとなくそうかもしれない”のか。。。それによって、やり方も色々です。

でもいくら「広くしたい」「部屋を増やしたい」といって、現実的に可能なのか?
また、そんなに多様な選択肢はないはずです。
おそらく、多くの人の場合、今ある限られた土地の中での増改築になるはずです。

だとすれば、アタマの中で「何ーーーんとなく」考えていることをできるだけ具体的に想定して、それを本当に将来実現できるのか、ということを、まず考えておいた方が良いと思います。

また、良く言われているのが、「○○工法は、増改築しにくい」とか「△△工法は、増改築しやすい」ということ。 雑誌などでもよく目にしますよね。

はて、「増改築しやすい構造」って、どういうことなのしょう?

もちろん、工法によっての特徴というのは、あります。でもそれは、一般論でよく言われる「メリット」や「デメリット」ということではないと思います。

それが、あなたの将来計画を「より具体的に“想定”」した上での議論なら、「この工法が、あなたの計画を実現するには、もっとも適した工法である」という判断はできると思います。

つまり、「こうしたい!」と考えるあなたにとって、どの工法が合っているのかということを考えて、できるだけ具体的に“想定して”はじめて、“あなたにとってのメリットやデメリット”が明確になるのではないのでしょうか。


単純に、「工法によって増改築がしやすい、しにくい」というのは、不毛の議論のように思います。
正直私なんかは、いきなり施主さんの将来計画もなしに、「増改築しやすい構造」などという言葉を聞いたら・・・「おいおいちゃんとしっかりとした構造計算をしてるンかいな!?」と思ってしまいます。


大切なのは、しっかりと将来計画を“想定”して、最初のプランの段階で、それを考えた上でプランづくりを進めるこではないかと思っています。

さて、あなたが考えている「将来計画の想定」というのは、具体的にどんなことでしょう!? 
一度、できるだけ具体的に紙に書き出してみてください。

ほら、ね。そんなに多くないでしょ!?

だとすれば、それを前提に最初からしかりとプランを考えて行った方が、将来、予算的にもずいぶんと違ってくると思うのですが。

  • “将来計画は漠然と”ではダメです!ちゃーんと計るクセをつけましょう。


  • ▲このページのトップへ