第十四話 決められない症候群!?

決められない症候群

私たちは、毎日毎日、いろんな人と出会います。お客さんも十人十色、千差万別ですから、本当に色んなことを教えて頂きます。良いことも悪いことも本当に勉強になります。

今日は、そんな中でもあまり望ましくない側のお話をひとつ。。。

“何も決められない人”。

少しキツイ言い方かもしれませんが。。。体よく繕ってもしかたないので。。。(^-^;

カンタンに言うと。。。
「こっちの業者さんは、ここがイイ!」
「でもこっちの業者さんは、アレが安い!」
「で、あっちの業者さんは、コレもサービスしてくれる」。。。
で、どの業者さんにもそれを連発する。


もちろん、この先、20年、30年と大きな借金を背負って「一生に一度の大きな買い物」をするわけですから、「より安く、より良い家を建てたい!」というのは、当然です。私だって、同じ立場なら、そうします。
でもこれは、家づくりの基本でお話ししている「相見積もりの話」とは明らかに違います。

このような。。。
「こっちの住宅メーカーさんは、○○をいくらでやってくれると言っている」。。。という話は、私たち営業マンにとって決して嬉しい話ではありませんが、よくある話です。
で、私たちは、それらの要望にどう応えることが知恵を絞りだす作業をくり返すのですが。。。

でも、ある瞬間その話が少しずつおかしくなっていくことに気付くことがあります。
何度かお話を伺っているうちに、お客さんの話が、違ってくるのです。つまり。。。「ココをこうしたいから、コッチはいらない!」というような話に一貫性がなくなってくるのです。
お客さんもおそらく悪気があっての話ではないでしょう。

だけど。。。
うまく説明できませんが。。。そのお客さんは、“どっちがイイのか迷っている”というのとは、明らかに違うのです。

つまり。。。
その人の中に、“基準がない”のです。
それが例え、漠然としたものであっても「こんな家にしたい!」というものがなく、「あっちの話を聞けば、そっちがイイ」。「こっちの話を聞いたら、それもイイ」


で、どの業者さんにもそれを連発する。
つまるところ、どこの業者さんも“お手上げ”!
結局、どこの業者さんも「申し訳ありませんが、うちではちょっと。。」ということになってしまいます。

なぜなら現実問題として、どの業者さんにも限界と言うものがあるからです。
その限界の範囲や得意分野は、業者さんによってさまざまですが。。。
でも。。。とーぜんのことでですが、住宅メーカーさんや工務店さんなど、家を建てる業者さんのすべては、企業であり、どう繕っても営利を目的としている。つまり、ボランティアではないので、損はできない。

つまり、“できることとできないことの基準”が、ハッキリしているのです。

で、その基準を超えると、「うちでは対応できません。。」となるわけです。

で、結局、誰も見向きもしなくなる。
結果、お客さんの方が、“建ててくれる”業者さんを探すことになる。つまりそのお客さんの選択肢がとても狭いものになってしまうのです。

繰り返しになりますが。。。
あなたが“本当に求めていること”を“それをより安く、よりそれに近いものを実現してくれるところ”を見つけ出すためには、必要不可欠なことだとは思います。
またあなたがあなたたが建てようとしている家を、“理想の家に近付づけるための「迷い」や「悩み」”を解消するための工夫や努力は、私たちの仕事であり、また腕の見せ所でもあります。でも、それはあなたの中に漠然とでもその基準がないとすれば。。。私たちにはどうすることもできないのです。。。

最初は、漠然とした基準で結構です。少しずつ、研究や勉強を重ねながら、それをカタチにしていくのですから。。。あなたなりの基準を持って家作りに取り組んでみてください。
限られた条件の中で、より良い家を実現できる大切なポイントのひとつです。


またまたキツイお話になりましたが。。本当の話です。

  • イイ家づくりはまず、“あなたなりの基準”を明確にもつことから。


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