いつまでも借家住まいで、家賃を払い続けるのもバカらしいし「さあ、そろそろマイホームを考えてみるかっ!」と、一大決心したものの、何から手をつければいいのか?
そもそも マンションがいいのか?建て売り住宅か?はたまた建築条件付宅地分譲ってどうなの?
いやいや実家を建替えて2世帯住宅が合理的でしょう?
ちょっと待てよ!どうせなら土地だけを買ってオーダーメイドの注文住宅を建てた方が、我が家にピッタリの理想の家ができる?
などなど、スタートする前からいきなり迷ってしまいますね。
ここでは、マイホームの形態について少しお話をしてみたいと思います。
人口問題、少子化、高齢化・・・ウ〜〜ン・・・難しい問題ですよね。
でも、考えてみれば、文化水準が上がれば、少子化になっていくのは避けられないことかもしれませんね。
乱暴な意見ですが、社会が安定さえしていれば、たくさんの子供を作って確率に掛けるより、一人の子供に教育を集中させた方が、現在の日本の社会には適応しているのかも知れません。(勝手な私見でスミマセン)
と、いきなり社会評論みたいなことになっちゃいましたが、何が言いたいかと云うと、人口が減っていけば、土地は安くなるという大原則です。
最近、「土地価格は底を打って、反転上昇した」というような話を良く聞くようになりましたが、しかし、長いスパンで考えると、これも一時的な現象で、まだまだ底を打っては、いないのです。
二十年後から、不動産価値は本格的に下がります。(と思います)
土地価格は相場で決まります。
つまり、『需要と供給』の関係が価格を決めると。
人口が減れば、土地があまる。土地があまれば価格は下がる。当然の理屈ですね。
さて、この理屈を大前提にすると、マイホームに対する考え方はどうなるのか?
単純に資産価値のみを考えると、人気のない物件から順番に値崩れしていくことになります。
では、逆に人気のある物件とは?
- 便利な市街地
- 交通の利便性の良いところ
- 大きな宅地
- 環境が良い、教育水準が高い学区、など付加価値のある物件
となりそうです。
人気のない物件とは、単純にその反対なのですが、形態で言うと、(1)マンション、(2)面積の小さい土地、から順番に値崩れしていくことになります。
人口に対して、土地が足りないから、家1軒あたりの土地を小さく区切ったり、それでもダメなら上に伸ばしちゃえ!っていうのが、そもそもの建売り住宅やマンションの発想ですものね。
なので、人口が減って、土地が余ってくると、今度は反対に、市街地でもなく、駅近でもない、土地の狭い建売り住宅やマンションから順番に売れなくなっていくことになります。
もちろんマイホームのゴールは『終の棲家』なので、単純に資産価値のみで考えるものではありません。自分達家族にとって将来も見据えて最も快適な環境を創ることです。
建売り住宅でもマンションでも、ご自分たちにとって『終の棲家』として不足がないのなら、自信を持って買うことです。これは「住まい」に関する人それぞれの考え方がありますから誰も否定はできません。
でも、もしそうでないとしたら、安易なご選択は避けたいものです。
私たちのほとんどは、多額のローンで住宅を購入することになるでしょうから、社会人生活の気の遠くなるような長い時間を掛けてローンの返済をして、やっと終わったと思ったら、資産価値もなくなっていた。
と、全く笑えない悲しい現実が待っていることになります。
ちなみに、3千万円のローンを35年で返済すると、今の金利でボーナス返済なしで、月々約9万円〜12万円。
賃貸で12万円以上の家賃を月々支払うのなら、買った方がベターという考え方も出来るのですが、しかし、買ってしまうと、住み替えを制限されることやマンションの場合は修繕積み立て費、共益費やガレージ代、一戸建ての場合も修繕費用が別に必要です。
そんなことよりも、恐いのは、購入後しばらくして、事情が変わるか、気が変わるかして、買った家やマンションを売却して、住み替えようと思っても、その時にはローン残高よりも遥かに安い値段でしか売れない。ということもよくある話です。と云うか、断然、その可能性のほうが高いのです。
マンションでも建売り住宅でも、『終の棲家』として将来にわたって、不足がないのなら何も問題はないのですが、そうじゃなくって、賃貸は、家賃をいくら払っても自分のものにならないから、もったいないぞ。というような理由で安易に買っちゃうと、後悔することになりますぞ。よ〜〜く考えて決めて下さいね。
キーワードは、その家は『終の棲家に成り得るか?』です。
次回に続く。(次回は住宅の形態別に、もう少し詳しくお話します)
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