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資金計画 その1 家計側から見た予算(希望予算)


マイホームを考えるときに、何といってもいちばん重要になるのが予算ですね。
当たり前の話ですが、あなたには、あなたの予算というものがあります。

ここで言う予算とは、自己資金と住宅ローンの合計額。

まずは、この住宅ローンの返済がいくらまでなら支払い可能なのか? 
これが資金計画の第一歩になります。

一般的に、住宅ローンの返済額は、年収(額面)の20〜30%程度が良い。
と、言われていますが、こんなものは、あくまでも目安です。
例えば、年収が800万円のご家庭と、400万円のご家庭では、その30%の重みがまったく違ってきますよね。

800万円の年収のご家庭なら、ローン返済に30%を充てても、生活費にまだ560万円が残りますが、400万円の年収のご家庭なら、生活費は280万円しか残りません。

もっと言うと、年収が同じご家庭でも、『節約タイプ』のご家庭と『浪費タイプ』のご家庭では、ローン返済の“しんどさ”は違ってくるはずです。
でも面白いことに、『浪費タイプ』のご家庭ほど、多額のローンを組まれる傾向があるのです。不思議と言うか・・・・当然と言うか・・・・
(我が家も間違いなく『浪費タイプ』の家計ですので、エラソーなことは云えませんが・・・・ )

また、世帯主さんの年齢によっても、返済期間を考えなければイケマセン。
定年退職までに完済するのが理想なのでしょうが、現実的にはナカナカ・・・。そうなると、退職金で残債を一発返済することになるのでしょうが、それも・・・ねえ?

あと、シャレにならないのが、教育費!!
お子さんの人数によっても、今後必要になる“お金”も違ってきますよね。
少子化時代の今では、子供1人に掛ける費用が、ドンドン!“お受験ブーム”も定着した感も。
ボク達の頃は、そろばん、習字の延長みたいな感じで、学習塾がメインでしたが、今は進学塾。その月謝も気合を入れないと、払えないような金額だとか・・・。

苦労の甲斐あって、めでたく受験を勝ち抜いても、それはそれで、こんどは私学の月謝・寄付金・プチ留学(?)。
一方、最近は大学も少子化時代の生き残りを掛けて、早期に生徒を囲い込む為に、小学校を新設したり、既存の高校と提携したりと大変なようですね。

あっ!それと、携帯電話!
最近は、小学校の高学年ぐらいから与えるケースが多いのでしょうか?
小学校の内はまだ心配ないのでしょうが、中学・高校ぐらいなると、ホントに携帯電話料金ってバカになりませんよね(泣)
あと、男の子は食べますし、女の子は着飾りますし・・・・(号泣)
まあ、お受験は別にしても、それなりに掛かりますよね、お金。

この文章を書いていて、自分でもだんだん落ち込んできましたが、がんばってもう一つ申し上げると、家が新しくなると(大きくなると)光熱水費が間違いなく上がります。
家が(部屋が)大きくなれば、エアコンや照明の電気代が高くなりますし、お風呂(浴槽)が大きくなれば、水道代、ガス代も。
お庭に草花があれば、水遣りも・・・・困ったものですが現実です!

と、気が付けば、皆さんのマイホーム計画に水を差すようなお話に終始してしまいましたが(すみません)・・・。
つまり、純粋に家の建設費用だけに目を奪われずに、あれやこれやをぜ〜んぶ想定してみて、あなた家計から考えた住宅ローンの返済可能額を、ここで一旦、レイセーに弾き出して頂きたい!ということなのです。

簡単に言いますと、家計の全収入から、必要な生活費などを引いた残りが、あなたの住宅ローンの返済可能額、という計算です。

(収入−生活費=返済可能額)

この返済可能額が、資金計画の始めの第一歩になります。

もちろん!(と言っては語弊がありますが)正直な話、その計算で出てくる返済可能額では、あなたが満足できるマイホームは難しい場合がほとんどだと思います。
つまり、ここで一旦出した返済可能額は、あなたの目標の予算、あるいは、ミニマム予算であるということを心に留めておいてください。

こうして、家計側から見た予算を出したあと、次に、マイホーム側から見た予算=つまり「現実にかかる予算」を出すことになります。

この家計側から見た『希望予算』と、マイホーム側から見た『現実予算』との差額が、いわゆる資金計画の悩みのタネ=『ジレンマゾーン』になるワケですね。

現実には、予算は上げて、家や土地の要望は下げて、工夫して、予算範囲のなかでベストの妥協点を探ることになるのですが、この作業がご想像どおり厳しいものになるのですね。

予算(返済可能額)を上げる為には、家計簿とにらめっこをしながら、節約策を練るわけですが、ご主人のお小遣いを減らすのは当然(?)として、生命保険を見直したり、奥さんがパートを始めたりといった現実的な対応を考えていかなければなりません。

このホームページのテーマは、いかにして後悔しない家づくりを実現するのか?
ですので、「安かろう悪かろう」ではなく、より良いマイホームを実現するということを優先していますので、どうしても厳しい話になってしまいますが、私自身、マイホームが人生のすべてではないと思っています。つまり趣味や旅行などの心のゆとりや、お子さんたちの教育も大切です。

家作りの資金計画は、当然マイホームが中心であることには変わりませんが、その中心にあるのは家族です。家=いくら?というのではなく、家族みんなの人生のコストバランスをしっかりと考えていきたいですね。

次回は、『マイホーム側から見た予算=現実予算』について、お話しします。


【資金計画 その1】 【その2】 【その3】


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