| ■後悔しない土地探しの秘訣は、逆転の発想 |
モデルハウスや住宅雑誌、或いはお友達の新居などをご覧になられて、「こんな家を建てるぞっ!」と、秘かに闘志を燃やしておられても、土地の大きさや方位、形、寸法などによって、『こんな家』どころか、ゼンゼン違う家しか建たないことがよくあります。
実は、土地の性格によって家の設計や外観は、70%が決まってしまうのです。
(既に土地を取得されていらっしゃる方は、計画の早い段階で土地に合わせた間取りや外観の検討に入ることが出来れば、時間と労力の無駄を省けますね)
もし、思い描かれている理想の家(間取りや外観)があるのなら、家に合わせた土地を探さなくてはなりません。
「いやいや、土地に合わせて、それなりの設計や外観の家でイイのよ」と、おっしゃる方には、一見 不要なお話と思われるかも知れませんが、ところが経験上、最初はそう考えていた人も家の計画が進むにつれ、脅威のスピードで家づくりを学習されます。つまり、家づくりの知識や欲求は、『今のあなた』と『新しい家に入居された時のあなた』では、これはもう全くの別人に変身しているのです。これ本当です!
例えば、土地の寸法がたった30cm短いだけで、間取りが台無しになることもありますし、南向きの土地でも間口が狭く奥行きの長い土地なら陽当たりは悪くなってしまいます。
(※間口とは、土地を正面から見たときの幅のことです)
最初の段階では、まだ理想の家の形を具体化できていない人にとっても、土地の大きさや方位、形、寸法を見ただけで、建てる家の間取りや外観を大雑把に想像できるようになれば、あなたの土地を見る目は、イッキに上級者のそれになれるのです。
「いやいや、別にコッチが土地の目利きにならなくても、不動産屋さんやハウスメーカーの営業マンがしっかりリードしてくれればいいじゃない」と、思われるかも知れませんが、しかし、この“家に合わせて土地を探す”という考え方自体が、逆転の発想なのです。
残念ながら、不動産屋さんもハウスメーカーの営業マンも、その多くが“家は土地に合わせて建てるもの”だと思っています。
だから、まだ土地を取得されていない方が住宅展示場などに行かれても、当然のごとく土地の話しかしてくれません。
「家の話は、土地が決まってからじゃないとデキマセン」てな感じですね。
不動産屋さんに至っては、更に専門外なので推して知るべし、ですね。
悪気は無いのです。ただ、少し“他人事”なだけです。
しかし、そもそも「何のために土地を買うのか?」って考えてみると・・・・、当然、「家を建てるため」です。
だとすれば、少なくともその土地に建てることが出来る家は、どんな家になるのだろうか?ってことを想像できないまま、その土地を買ってしまうと後悔するのは目に見えていますよね。
まるで、サイズを見ずに洋服を買って、洋服に合わせてダイエットするのと同じことですものね。
理想の家を建てたい方、あるいは後悔しない土地探しをしたい方は、この『家に合わせて土地を探す』という逆転の発想が、土地探しの秘訣になります。
次回より、具体的なケーススタディを。一緒に勉強してみましょう。
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