| ■東向きの土地に建てる家の外観と間取り |
東向きの土地に建てる家の外観は、西向きと同様です。
家の横顔を見せるイメージですね。
しかし、間取りに関しては、西向きの土地よりも更に難しくなるのです。
簡単に言えば、玄関と水廻りが場所の取り合いをして、玄関が勝利する。
負けた水廻りが、仲良しのキッチンと離れ離れになってしまう。
もしくは、キッチンも水廻りを追い掛けて西へ追いやられてしまうことに。
つまり、こういうことです。
東向きの土地の場合、玄関は、基本的に北東(右上)の位置に配置するプランが多くなります。
道路に面して、かつ、南側を最大限有効に使うためですね。
さらに、この東向きの土地の場合(西向きの土地も同じ)、一般的に間口が狭く、奥行きの長い土地が多いように思います。
この2つの条件を考えると、水廻りの位置は、北西(左上)にレイアウトせざるを得なくなります。
つまり、東向きの土地に建てる家は、次の二者択一を迫られる場合が多くなります。
(選択肢・その1)
家事動線は悪くなるが、キッチン(東側)と水廻り(北西)を離して、ダイニング(南東)の午前中の採光を優先する。
(選択肢・その2)
ダイニング(南西)の午前中の採光を犠牲にして、キッチン(西側)と水廻り(北西)の家事動線を優先する。
具体的にブロックプランで確認してみましょう。
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| 東向き間口8P・3ブロック・その1 |
〈選択肢・その1〉のパターン。
キッチンとダイニングの午前中の採光を優先して、家事動線を我慢する。つまり、キッチンと洗面室が離れているプランです。
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イラストV 東向き間口8P・3ブロック・その1
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1F床面積 74.52m2(22.54坪)
想定土地面積 171.28m2(51.81坪)
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想定した土地の間口は、11m40cmで、奥行きが15m程度。
面積は52坪程度です。
もうひとつ、このプランの場合、ネックがあります。
"勝手口"の扱いが、外観のデザイン面で難しくなります。
つまり道路(正面)から家を見たときに、勝手口が玄関と横並びで見えてしまう。
と、なると、勝手口を諦めるか、2台目のガレージを諦めて、植栽などで隠すなどの工夫が必要になってきます。
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| 東向き間口8P・3ブロック・その2 |
〈選択肢・その2〉のパターン。
キッチンとダイニングを西側(左側)に配置して、午前中の採光を我慢。家事動線(キッチンと洗面室の距離)を優先したプランです。
一番日当たりの良い場所に、和室が配置されています。
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イラストW 東向き間口8P・3ブロック・その2
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1F床面積 74.52m2(22.54坪)
想定土地面積 171.28m2(51.81坪)
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想定した土地は、〈選択肢・その1〉と同じです。
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| 東向き間口7P×奥行き10Pのプラン・その1 |
もう少し、面積の狭い土地を想定したプランです。
延べ床面積が、34坪の大きさの家になります。
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イラストX 東向き間口7P×奥行き10Pのプラン・その1
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1F床面積 56.31m2(17.03坪)
想定土地面積 138.46m2(41.88坪)
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キッチンを西側に配置した、〈選択肢・その2〉のパターンです。
想定土地は、間口10m50cm、奥行き13m10cmで、面積は42坪。
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| 東向き間口7P×奥行き10Pのプラン・その2 |
同じ面積で、レイアウトを変えたプラン。
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イラストY 東向き間口7P×奥行き10Pのプラン・その2
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1F床面積 56.31m2(17.02坪)
想定土地面積 138.46m2(41.88坪)
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お風呂好きの方に提案することの多いプランです。
お風呂に大きな窓を取って、外部からの視線をブロックした上で坪庭風のもの作ったりします。
土地面積は、〈その1〉に同じです。
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| 東向き間口6P×奥行き10Pのプラン |
最後に、述べ床面積が30坪弱のプランをご紹介します。
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イラストZ 東向き間口6P×奥行き10Pのプラン
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1F床面積 48.85m2(14.77坪)
想定土地面積 84.00m2(25.41坪)
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リビング階段になっています。
想定した土地面積は、26坪程度で、間口が6m66cm以上のパターンです。
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次回からは、その他さまざまな条件の土地についてお話していきます。
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| ■1P=91cm |
| 半間(はんげん)=91cm | 1間(いっけん)=1m82cm |
| 半間×1間 =1畳 | 1間×1間 =1坪 |
| 91cm=1P(いちピー)と覚えておいてください。 |
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