3.要望を整理しよう!
家作りの勉強/モデルハウスや住宅雑誌、お友達の家などを参考にする。

■住宅雑誌を活用しよう
「そろそろマイホームかな?」と思い立つと、もっともお手軽なのが住宅雑誌でしょう。
住宅雑誌には、色んなデザインやインテリアの見本となる写真がたくさん紹介されています。(その分、高額な家ばかりですが)
気に入った写真や間取りを見つけたら、取り敢えず切り抜いてスクラップする習慣を付けましょう。
住宅屋さんに言葉だけで希望するデザインや設計を説明するのは意外に難しいものです。
写真や資料を見せながら、取り入れたいデザインやチャレンジしてみたい設計などを説明すると伝わり易いでしょう。
住宅屋さんも担当者によっては、勉強不足の人間もたくさんいますので、お互いの無駄な時間も省けます。


■お友達の新居を参考にする
新築の先輩となるお友達の話はとっても参考になります。
苦労話や失敗談、成功談なども本音で聞かせてくれるのは、友人ならではですね。
注文住宅を建てられたお友達がいらっしゃれば、積極的に見学をさせてもらいましょう。

但し、ひとつだけ頭の片隅に留めておいて欲しいことがあります。
それは、お友達の家とは、あらゆる条件が違う。ということです。
土地の大きさや方位も違うでしょうし、予算や家族構成、要望の優先順位も違うかもしれません。

少し難しいお話になりますが、
設計には、主幹設計とそこから派生する2次的な設計があります。

主幹設計とは、片方でご要望やご予算、そして、もう片方で日当たりや生活動線やその他の立地条件など、両方のバランスをとりながら、各部屋のレイアウトを決める、いわゆるブロックプランのことです。簡単に言えば、このブロックプランが主幹設計になります。

主幹設計(ブロックプラン)が決まれば、次に収納や外装・内装デザインなど、2次的な設計を検討しながらプランを整えていきます。

さて、本題に戻りますが、
お友達の家や、モデルハウス、住宅雑誌などをご参考にされ過ぎて、主幹設計をすっ飛ばして、2次的な設計のほうに固執される方がタマにいらっしゃいます。

固執される2次的設計とは、例えば、
玄関のシューズインクロークだったり、リビングとウッドデッキの連続性だったり、収納の工夫であったり、外装・内装のデザインであったり、家事動線であったり、吹き抜けや天窓だったりと様々です。

ドコまでが主幹設計で、ドコからが2次的設計なのか?は、要望の優先順位にも関係しますので、一概に線引きすることは出来ませんが、2次的設計を優先させて、主幹設計をいじめるのは本末転倒と言ってもいいでしょう。
第3章でご説明したように、もし『理想の家』があるなら、それに合わせて土地を用意する必要があるということですね。

お友達のアドバイスは、確かに参考になりますが、そのお友達は1軒の家しか建てていません。私達プロの話にももう少し聞く耳を持って頂きたい。という切なる願いでした。
※参考コラム:いい家づくりの基本25話『1棟建てた人、100棟建てた人』


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