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 第十四話 「考えておこう!家の中の“縄張り”(?)の話」

最近、通勤途中や買い物など、街の中で感じていることがあります。

それは、「距離感がない人」が増えているなぁ、ってこと。

どういくことかと言うと……。
駅のホームで電車待ちをしている時や、スーパーなどで買い物している時、ふと自分 のすぐ後ろに人の気配を感じる。
「ん? 知り合い?」、と、今にも声をかけられるような感じ。
で、振り返るとまったく見ず知らずの他人が、当たり前のように立っている。しかも、 とーぜん私には目もくれず、ただ立っているのです。(^-^;

思わず、「近い!近い!」、ココロの中で叫んでしまう。

その場が、人で混み合っているのならいざ知らず、人はまばら。最近どーも「距離感 覚」がズレている人が多いように思ってしまう。
こごで言っている「距離感覚」というのは、「パーソナルスペース」(個人空間)と いって、元々動物の「縄張り」のようなもので、本来人間誰しもが持っているはずの ものなのです。
つまり、ある一定の距離を越えて個人の空間を侵されると不快に感じてしまう領域の こと。またこれには個人差があります。

…と、少しコムツカシイ話になってしまいましたが……。

要は、家のプランをする時にも、一般的な寸法だけを基準にするのではなく、この 「パーソナルスペース」を考えてプランを組み立てましょう、といういうこと。
この「パーソナルスペース」がしっかりと確保できていないと、家にいる間中、無意 識のうちに「不快」な感じを持ち続けることになっちゃうのです。

んで、どうすればいいのかと言うと……。

例えば、キッチンやリビングで過ごす時、自分はどれくらいの空間があれば不快に感 じることなく快適に過ごせるのか? ということを感じておく。

今住んでいる家で実験してみるのもいいでしょう。今、自分の家で快適に過ごせる空 間と、「どーも窮屈な感じがして心地良くない!」という場所があるはずです。
そこで、まずその窮屈と感じる場所の寸法を計り、「あとこれくらい広ければいいなぁ 」という寸法を想定してみるのです。
で、それを基準に間取りや部屋のレイアウトを組み立てていくのです。

プランを作る時は、どーしても「何帖の部屋がいくつ……」とまず必要と思われる部 屋の広さや数に目が行きがちですが、この「パーソナルスペース」という考えを少ー しアタマの片隅において考えるだけでも、家が出来上って毎日そこで生活をし始めた 時に 随分と“快適さ”や“心地よさ”が変ってくるものなのです。

最後に、「だんな様とあなた」、「子どもたちとおとーさん」といった「勢力関係を 表わす縄張り」とはまた別モノなので、ご注意を。(笑)



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